【Word】数式を最速で入力する

大学

はじめに

理系大学生はレポートが多く、数式を入力する機会も多いと思います。

そこでレポートを早く終わらせたい理系大学生のために、今回はワードで数式をできるだけ早く入力する方法を紹介していきます。

数式モードを起動する

2024年10月現在、以下のショートカットを入力すると「-」が表示されてしまうようです。
そのため、ショートカットを使うには次の手順で新たにキーを割り当てる必要があります。
ファイル > オプション > リボンのユーザー設定 > ユーザー設定(T)… > [挿入]タブ > EquationInsert > 割り当てるキーを押してください

まず、ワードで数式を入力するには数式モードを起動する必要があります。

数式モードはツールバーからアクセスすることもできますが、ショートカットを使うことでより早く入力できます。

Windewsの方は「Shift」+「Alt」+「-」、Macの方は「control」+「-」で数式モードを起動できます。

数式の入力方法

具体例を見ながら確認していきます。

数式の入力形式をUnicodeにしておいてください。

スペースで変換

数式を入力した後にスペースを押すことで、下図のように数式が変換されます。

変換前
変換後

この変換は()だけでなく「^」を使って入力した累乗や、この後紹介する「\pi」などのショートカットでも変換されます。カッコの中に分数がある場合は、カッコの中でスペースを押して先に変換しておくときれいに表示されます。

変換前
変換後

アンダーバーで下付き文字

上付き文字は「キャレット(^)」で入力できますが、下付き文字は「アンダースコア(_)」で入力できます。下図のように入力したい場合は、「R_1」と入力した後にスペースを押します。

式番号をつける

式の最後に「#(番号)」と入力し、「Enter」を押すことで簡単に式番号をつけれます。

変換前
変換後

ショートカットを活用する

数式に含まれる特殊記号もショートカットを覚えてしまえば早く入力できます。

分数の変換と同様に、入力後にスペースを押す必要があります

よく使うショートカット

実際に僕が頻繁に使うショートカットを紹介しますが、電気電子系の人しか使わないものもあるかもしれません。

記号ショートカットキー
$$\pi$$\pi
$$\omega$$\omega
$$\Omega$$\Omega
$$\infty$$\infty
$$\cdot$$\bullet
$$\alpha$$\alpha
$$\beta$$\beta
$$\gamma$$\gamma
$$\theta$$\theta
よく使うショートカット
記号ショートカットキー
$$\hat{a}$$\hat(スペース2回)
$$\dot{a}$$\dot(スペース2回)
$$\vec{a}$$\vec(スペース2回
$$\sqrt{a}$$\sqrt(スペース2回)
$$\int$$\int
$$\sin$$sin
\angle
°\degree
よく使うショートカット

ショートカットの調べ方

使いたい記号がツールバーにあり、ショートカットキーが知りたい場合は、マウスホバーさせることで表示されます。

おわりに

今回は、ワードの数式モードについて解説してみました。

参考にならない内容もあったかもしれませんが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

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