はじめに
この記事では、大学2年の僕が実際に運転免許を取得するまでにかかった期間やリアルなスケジュールを紹介していきます。
大学生の間に運転免許を取得しようと考えている方には、
- どのくらいの期間で取得できるのか
- 長期休みに取得した方がいいのか
- 通いと合宿はどっちがいいのか
といったことが気になると思います。
そこで、この記事では上記の質問に答えながら、取得するまでのリアルなスケジュールや注意点などを紹介していきます。
これから運転免許を取得する方の参考になれば幸いです。
取得したタイミング
自動車学校に入校したのは、大学2年の4月で大学の授業と並行しながら取得しました。
大学2年になって周りの友人が免許を持っていたことに影響されて、急に免許が取りたくなり、このタイミングで入校しました。
夏休みや春休みに取得する方が時間を確保しやすいですが、夏休み前は自動車学校が空いており、予約が取りやすいタイミングのほうがいいと思ったので大学の授業と並行しながら取得しました。
通いと合宿はどっちがいいのか
僕の場合は大学の近くに教習所があり、通っていた友人の評判も良かったため、通いで免許を取得しました。
通いは、何度も教習所に行く必要があるのでとにかく面倒です。特に通っていた教習所では、学科がオフラインで時間割が決まっていて、1日に受けられる学科の数がかなり限られていました。
学科はオンデマンドで受けられる教習所もあるため、通いで教習所を選ぶ場合は、オンデマンドの方がおすすめです。
一方で、合宿は短期間で取得できる割に価格が安く、早く免許を取りたい人や近くに教習所がない人は合宿の方が向いていると思います。
取得するまでにかかった期間
自動車学校に入校してから卒業検定に合格するまでは約4か月間かかり、週3回ぐらいで通っていました。
夏休み前には取得できると思っていましたが、教習所のプランの影響で予約が思うように取れず、夏休みまでかかってしまいました。
通っていた自動車学校では、予約ができる日数によって料金が変わっていて、最初は安いプランにしていたのですが、予約が取りづらくなってプランを変更しました。
自動車学校に通って取得する場合は、予約が取りずらいとモチベーションが下がったり、間隔があいて運転の仕方を忘れたりするので、予約の取りやすいプランを選ぶメリットは多いと感じました。
取得するまでのスケジュール
ここからは、実際にどのようなスケジュールで免許を取得したのかを説明していきます。
適性検査(学科1)
まず教習所に入校すると、適性検査と先行学科(学科1)を行います。
適性検査は単純な作業を行ったり質問に答えるだけなので、特に結果を心配していなかったのですが、結果を見るとほとんど適性がないとなっていて多少ダメージを受けました。
実際の教習にはそれほど影響しなかったので、あまり気にしすぎなくて大丈夫です。
第1段階
教習は第1段階と第2段階に分かれており、それぞれに学科教習と技能教習があります。学科教習と技能教習は並行して受けるのが一般的です。
学科2~10
第1段階の学科では標識や速度、車間距離などの基本的なルールを学びます。
学科の最後には効果測定があります。これは仮免学科試験の練習のようなもので、通っていた教習所では、本番よりも難しいことで有名でした。実際に僕は2回落ちています笑。
技能教習(所内)
第1段階の技能教習は、教習所内で車を使って行います。
技能教習では、最初は車両感覚がつかめず、S字やクランクは苦戦しました。また、後半になると安全確認などのポイントが増えて、運転中に気を付けることが多くなるため大変でした。
修了検定の前にはみきわめという最終確認があり、教官が修了検定にむけた注意点をアドバイスをしてくれたので、かなり参考になりました。
修了検定
第1段階を終えると、修了検定(技能試験)と仮免学科試験があります。これに合格すると、仮免許をもらい、第2段階(路上教習)へ進みます。
技能試験は緊張しましたが、僕はYoutuberのアルバカさんの動画を見て対策しました。特に検定コースのポイントや注意点が分かりやすく参考になりました。
本番では、右折で寄せが足りない部分を指摘されましたが、無事1回で合格できました。
仮免学科試験
仮免学科試験は修了検定と同じ日に実施され、修了検定に合格した人が受けれるようになっていました。仮免学科試験は、教習所で使っていた楽勝問題というサイトで対策しました。
効果測定に合格していれば、ある程度対策していると思うので、そこまで心配する必要はないです。
第2段階
学科11~26
第2段階の学科では、運転の危険や事故、応急救護などを学習します。第1段階よりも運転の危険について協調されているため、車の運転が怖くなってきたタイミングでもありました。
また、危険予測ディスカッションや応急救護処置はグループワーク形式で実施されます。危険予測ディスカッションは、路上教習とセットになっており、お互いの運転や想定される危険について話し合いました。
技能教習(路上)
第2段階からは、いよいよ路上に出て教習を行います。初めて路上に出たときは、速度を出すのが怖くなかなか規制速度まで出せませんでしたが、徐々に速度に慣れていきました。
さらに第2段階では、駐車や高速道路での運転も行います。高速教習は、シミュレーターで行う場合もあるようですが、通っていた教習所では実際の高速道路を運転しました。
高速教習は、合流や車線変更があり緊張しましたが、教官が普段よりも細かく指示してくれたので安心して運転することができました。
卒業検定
卒業検定は技能試験のみです。本免学科試験は教習所を卒業した後、運転免許試験場で受けることになります。
走行するコースは、これまで教習で走ったことがあるルートになっています。教習所内でも方向転換や縦列駐車を行います。
僕が当日走ったコースは、3車線の道路を通るルートで車線変更が必要でしたが、車が少ない時間帯だったので車線変更がしやすく、落ち着いて運転できました。
その結果、無事に卒業検定に合格し、教習所を卒業することができました。
本免学科試験(試験場)
教習所を卒業した後は、住民票がある地域の試験場で学科試験を受ける必要があります。
試験は楽勝問題や教習所でもらった問題集を解いて対策しました。
試験の結果は、教室のモニターに表示され、番号がなかった人は教室から出ていくような感じでした。受かった人は教室に残っているため、出ていく人はかなり目立ちます笑。
ここまで検定や試験には順調に合格し、追加料金もかからなかったので本当によかったです。
おわりに
運転免許を取得するのは想像よりも時間がかかり大変でしたが、実際に取得してみると車を運転しない人でも役に立つ内容だと思います。
僕は車に乗る機会は少ないのですが、自転車に乗ったり歩いている時に車の動きや危険性が理解できていると、明らかに安全に行動できていると感じます。
大学生は時間があるのでぜひ運転免許を取得することをおすすめします。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
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